~ヤマヌジャンのすうがく事始~ #数学

大阪在住。ご意見、アドバイス等いろいろお願いします。

f(x+2) - 2f(x+1) +f(x) = 0 (その3)

 

yamanujan.hatenablog.com

 問題は、

n 次の整式においては、高々 n 個の実数解しか存在しない

ことを、高校数学の答案で用いることができるかどうかだろう。

 n=2、3あたりまでなら、明らかとしてよくても。

 つまり、

(任意のn 次整式)= 0

の形で表現される n 次方程式の解を、複素数や重解まで含めて考えて、

 

 (x - a(1)) (x - a(2)) ・・・・ (x - a(n)) = 0

と一時式の積の形で左辺が展開できて、このとき、

上記の a(1)、a(2)、・・・・・a(n) 以外の値をxに代入すると、

左辺は0にはならない。

したがって、実数解は、a(1)、a(2)、・・・・・a(n)の中に含まれるので、その個数は、たかだか n 個。

 これを自明のこととして使えるかどうかは、私には自信がない。 

 

 勝負審判の判定を待ちたい。誤審は勘弁願う。取り直し歓迎。