「バッタの問題」論文、光と影?
前にこういう論文を紹介した。
国際数学オリンピックにおける歴代最難題と評されている、「バッタの問題」に関する論文。この問題を帰納法を用いて解答した例ばかりなので、違う視点から考察(Noga Alon’s combinatorial Nullstellensatz(組み合わせ零点定理)の応用)をしたということであり、ジャンプ値を正の整数に限定せず論理を進めるということで、Van der Monde多項式等の交代式の性質等を用いて、落とし穴が少ない場合のバッタの安全性をきちんと示す部分の展開が実に素晴らしかった。
しかし、問題があった。
私の読解に問題がなければ、指針は示されているものの、結果的には、上記の手法による解答には至っていなかった。
末尾に、帰納法を用いた解答がコンパクトにまとめられていたが。
いつか私が解こうか、いや、きびしそう。