ラマヌジャンとハーディ、似たモノではなかろうけど
最初に別の話から書く。
今私は、鈴木聖美の「TAXI」を聴いている。昔よく、カラオケで歌ったものだ。
かなり強引だが、タクシーから、ラマヌジャンを連想する。
1729:ラマヌジャンのタクシー数とラマヌジャン素数 - INTEGERS
しかしそもそも、ラマヌジャンを見舞いに来たハーディが、乗ったタクシーのナンバーが「1729」という退屈な数字であった、災いの前兆でなければいいが、と心配したという逸話、それはそれでなんか不自然な気がする。こんなことを入院客に語りかけたのは、世界数学史上、ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディただ一人しかいない。
どうも作り話みたいな気がするのだけど・・。
1729という数字を、2通りの2つの立方数の和で表現される最小数だからとても興味深い数字だと言ったシュリニヴァーサ・アイヤンガー・ラマヌジャンが変わっているなら、ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディもそれはそれでかなりの程度に。
ただし、ラマヌジャンの遺稿から、彼が1729という数字に関心を抱いていたしかるべき理由は推測されているらしい。
1729 = 12^3 + 1^3 = 10^3 + 9^3